2021-01-01から1年間の記事一覧

国語の問題

偶然、ネットで国語の問題をみかけました。問題の中身はこんな感じです。 【問題】 「叔父が海外に行く」「私は父と見送りに行った」「急いで見送りに行った」という内容を一文で表したとき、解釈をする上で誤解の生じないものはどれか。 ア 父と私は急いで…

憲法は死んでいる

突然ですが、日本国憲法は“生きている”と思いますか? “死んでいる”と思いますか? 憲法学者の間には、“憲法の生死”という考え方があります。 どういうことかというと、たとえ憲法自体が廃止されてなくても、憲法の精神が無視されているのであれば、効力を失…

逸失利益

逸失利益という制度があります。 事故などで支払われる損害賠償金のひとつです。賠償金の内訳は、精神的苦痛に対する慰謝料や葬儀費用などで構成されますが、その中でも逸失利益は高い割合を占めます。 この逸失利益、どうやって金額が計算されるかというと…

カーリング観戦って面白くないですか?

今、カーリングの北京五輪最終予選の真っ最中です。宗一郎は、このカーリングという競技の観戦が好きで、今回も熱心に応援しています。 その理由のひとつが親しみやすさ。 競技自体、(ほんとはめっちゃ難しいんだろうけど、)老若男女が楽しめるスポーツっ…

能力がある人が、長く働けるわけではない

退職の理由って、ほんとさまざまです。私の働いていた会社でも、いろんな事情で退職する人を見送りました。 退職理由って、表向きはだいたい“新しいことにチャレンジしたいから”というものです。これなら本人は前向きな姿勢で去ることができ(プライドもある…

やさしさの連鎖

昔「逃走中」という鬼ごっこをパロディ化したテレビ番組があり(今もある?)、番組内でのタレントのある行為が大炎上となった事件を鮮明に覚えています。番組の構成は、時間経過とともに賞金が加算されていき、鬼から最後まで逃げ切れば賞金を獲得できると…

鉄分たっぷりの定額給付金

子育て世帯向けの10万円相当の給付事業が始まろうとしています。 給付方法は、最終的に現金とクーポンそれぞれ5万円ずつに分けて給付。現金一括給付の場合の事務費は280億円相当でしたが、クーポンになったことで、その額は967億円上乗せされるとの…

希望と幸福の微妙な関係

めっちゃ行きたい旅行とか、楽しみすぎるイベント(ライブとかスポーツの大会)の前って、仕事が手につかないくらいそのことばかり考えて、ワクワクしっぱなしになる。 けれど、いざ旅行やイベントが始まった途端、(楽しいは楽しいんだけど)妙に冷静になっ…

コロナ禍で燃え尽き症候群

アメリカで“大退職時代”がやってきたという報道がありました。 米国では現在、8月には430万人、9月には440万人と、記録的な数の労働者が仕事を辞めているそうです。年間で換算すると、およそ3人に1人が退職しており、すごい数です。(ちなみに、日…

〇〇が〇〇を生む

お金持ちって、ほんと羨ましい。改めて思います。 なにが羨ましいって、単純にほしいものが買えるとか、行きたいところに行けるとか、いうことはもちろんなんです。けれど、宗一郎はなによりもお金がお金を生む仕組みが使えるってことが、なんとも羨ましいと…

嗚呼、歯医者さん

初めて“歯医者さんの数ってコンビニより多い”って聞いた時、心底びっくりしました。 普段意識していないだけなのか。意識して町中を歩けば、コンビニよりも多くみつかる?いやいや、そんなこともないでしょ。 コンビニエンスストアなんて、下手したら100m置…

公共交通機関の企業努力

先日東京23区内のバスを利用した時にふと気がついたことがあります。 バスの前方が入口で、中央部分が出口になっています。 23区外や他県のバスって、中央部分が入口で、入場時に乗車地点を示す紙切れを受け取るか、ICカードに記録して、乗車距離に応じた料…

Withコロナにおいて、残ってほしいもの

新型コロナウィルスの感染状況が10月以降落ち着きをみせています。もちろんまだまだ油断はできませんが、(日本に限れば)“収束宣言”という出口が少しずつみえてきた気もします。 人類は1934年のインフルエンザウィルス発見から、これまでずっとWithインフル…

成長してどうするの?

最近よく、就職活動での企業選びの指標として、“成長できる会社”というセリフをよく耳にします。転職支援企業の広告とかでも、やたら“成長できる企業”特集なんかを組んで、“成長”って素晴らしい!ってな感じで、労働者を盛りたてています。 一見もっともらし…

一生懸命さの基準

日本人はよく働く、昔からよくいわれていることです。 でも、若者のニートが増えているというニュースをみたり、コンビニや飲食店でのふとした時に、塩対応の接客態度に遭遇して傷心するたびに、それってほんとか?とも思うんです。 むしろ、日本人より外国…

企業は学生を理解できてる?

宗一郎は、企業に勤めていたころ、毎年面接官として新卒の採用活動に関わっていました。面接またはグループディスカッションの対応です。 集団面接ともなると、面接官1人に対して3人の学生の自己PRやら志望動機やらを同時に聞いて、メモして、合否を決めると…

ゴーストタウン化する京都

京都市が大変なことになっているようです。 借金8,000億円以上、これがなんと30年以上赤字が続いているようです。市長曰く、「このままでは10年以内に京都市の財政は破綻しかねない」とのこと。 そもそも30年以上赤字って、もっと早くからマスコミ含めて問題…

世の中に効くバラエティ番組

宗一郎は、テレビ・ラジオのバラエティ番組が好きでよく見ています。中学時代がそのピークで、毎日テレビにかじりついていました。 当時、特に好きだったのがボキャブラ天国。 キャブラーと呼ばれる若手人気芸人が、ショートネタで毎週競い合う場面を、毎週…

ここが変だよ、保育園申請

今週、来年4月に向けての子どもの保育園入園申込の手続きを行いました。 都内某自治体での申請ですが、入園枠については、人数超過でどこにも入れないという一時期の大変な時期からは改善され、選びさえしなければどこかしらには入園できるという状況です。…

幸せな働き方には、幸せの形づくりが必要

いわずもがな私たちは資本主義の中で生きています。資本家と労働者の関係の中で、大半の人は労働者として、働いています。 単刀直入に言います。労働者は資本主義では豊かになれません。そういう仕組みになっています。 だからこそ、かのカール・マルクスも…

お金持ちの財布の紐をゆるませろ

GoToキャンペーンの再開がニュースになっています。昨年のキャンペーンの反省をふまえ、Go To 2.0として、平日や中小企業に対する割引率を上乗せすることが検討されています。 この話題になると、きまって“富裕層ばかり優遇するな、不公平だ”といった声が少…

エネルギー問題と企業の性

10月31日~11月12日に英スコットランド・グラスゴーにて、COP26が開催されています。この会議は、1995年から毎年開催され、今年が26回目です。 現在グローバル共通の目標として、地球の平均気温を産業革命前から1.5度に抑えることをめざしています。そのため…

若者が選挙に行くには?

10月31日に4年ぶりの衆議院選挙が実施されました。結果は現政権の自民・公明の勝利といっていいでしょう。 今回の選挙でとりわけ話題となったので、若者の投票率についてでした。 低投票率である20代以下の若者を喚起するため、俳優がYoutubeなどで投…

コロナと投資のメンタル

新型コロナウィルスに関するYahoo Japanのコメント数の推移をみていると、これまで経験にないほど“世論”の反応の仕方が把握できます。 感染者数が増える過程では、それに呼応するようにYahoo Japanのコメント数も連日のように数千件を超え、政府・自治体への…

メディアの情報量

東京都の新型コロナウィルスの新規感染者数が昨年5月ぶりに一桁代(9人)となり、急激な感染者現象と下げ止まりが続いています。 昨日見たテレビでは、先週月曜日にようやく今年初めての休みが取れたという医師の方がおり、心の底からこれ以上再拡大しない…

大好きな大阪

宗一郎は、現在は東京在住ですが、仕事の関係で10年ほど前に約3年間大阪に住んでいました。 大阪に移住するまで、関東圏しか住んだ経験がなかった宗一郎にとって、大阪での経験はそれはそれは刺激的で、楽しくて、キラキラしたものになりました。 関西人…

みんなジレンマと戦っている

第165回(2021年上半期)芥川賞受賞作である“彼岸花が咲く島”という本を読みました。 記憶を失くした主人公の少女が流れ着いた島(与那国島がモデル)は、ノロという名の女性しか担えないリーダーが統治し、男女が違う言葉を学ぶ。そんな環境での成長を描い…

幸せな働き方とはWhatではなく、Howなんだ

毎日の仕事のストレスで、心も体も疲弊して、早くこんな状況を抜け出したいと願う人は多いと思う。宗一郎もその一人です。(夜遅くまでの残業が続いて、自分の時間が取れないときには、今の生き方・働き方について、よくよく考えます。) そんなときに、現状…