〇〇が〇〇を生む

お金持ちって、ほんと羨ましい。改めて思います。

 

なにが羨ましいって、単純にほしいものが買えるとか、行きたいところに行けるとか、いうことはもちろんなんです。けれど、宗一郎はなによりもお金がお金を生む仕組みが使えるってことが、なんとも羨ましいというか、歯がゆいというか…

 

だって、働いている人のほとんどって、お金のために働いているわけです。誠実に働く人ほど、お金が貯まって幸せな人生を送れるっていうのが、あるべき世の中ではありませんか?(やっかみ)

 

でも現実って、そうじゃない。お金って自分で働くことができる。お金は多ければ多いほど、その分お金が自動的に働いて、自分で増えていってくれる。そういう自己増殖装置がついてます。

だから、お金持ちは自分で働かなくても、一生懸命働いている人よりも、お金を稼ぐことができる。

 

・10億円の不動産を持っている企業が、テナント収入で1000万円稼いだ

・何も資産を持っていない企業が、全社員による飛び込み営業で1000万円稼いだ

 

同じ1000万円でも、自分自身の費やす労力は、桁違いなわけです。

 

なんたる理不尽(怒)!

…って愚痴ばかり言っててもしょうがないので、コツコツお金を貯めていこうと、改めて決意を新たにします。

 

さて、この〇〇が〇〇を生む仕組みって、とても便利ですよね。この仕組みを、お金はもちろんあらゆることに活用できたら、もっと人生が豊かになるんじゃないかとも思います。

 

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では、お金以外のことで、〇〇が〇〇を生むものって、どんな場合があるんでしょう。ざっくり思いつくのはこんな感じです。

 

①能力

・英語が堪能な社員が、海外との協業プロジェクトメンバーに選ばれて、仕事の中で英語力がより磨かれるというように、能力が能力を生むという状況があるでしょう。

・部活動でも、県の選抜に選ばれるほどの能力であれば、選抜メンバーによる練習や試合を通じて、実力があがっていく。選抜外のメンバーとの実力差はますます開いていきます。

 

②信用

・地味で誰もやりたがらない雑務をこなしていると、それを誰かがちゃんとみていて、次はよりやりがいの仕事を任されるといった話はよくあります。

・クレジットカードにおいても、期日までの返済を繰り返せば(そしてそれが高額であるほど)、より上位のグレードの入会資格が付与されていきます。

・優しさが優しさの連鎖を生むという現象も、この範疇に入るんでしょう。

 

③経験

プロ野球で選手や監督として、一流活躍の経験がある人は、解説者の経験をするチャンスを得やすい。

・経営者の経験した人が、他社の顧問としてオファーを受けるというケースも同様です。

 

以上が、ポジティブなケースです。一方で、ネガティブなケースもあり得るでしょう。

 

❶不健康

・病気がほかの病気を生む、合併症を抱えるといったケース。

・腰が痛くてかばっていたら、体の他の箇所に負担がかかって、膝も痛くなったというように、体の痛みが痛みを生むということも。

 

❷不信

・過去の過ちや犯罪によって、将来の就職や結婚に悪影響を与えて、それが貧困につながっていくというような、信用度に関わる連鎖といったケースが該当するでしょう。

 

❸借金

・資産の裏返しで、多重債務のような、借金が借金を生むケースです。

 

〇〇が〇〇を生む仕組み、味方につければ便利そうですが、使い方を間違えると、負の連鎖を引き起こしてしまう。いかにポジティブなものを増やしていくかがポイントになりそうです。

 

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では、ポジティブなサイクルがうまくまわすためには、〇〇をどの程度のレベルにまでもってくる必要があるんでしょう。

 

もちろん一概にはいえるもんじゃないだろうけど、宗一郎としては、“他者が未来の可能性に期待してコストをかける(投資する)”状況というのがひとつの目安なんじゃないかと思います。

 

能力的に優秀な者にタフアサインを付与するのも、経験値の高い人にさらに新しい経験を付与するのも、そうすることで将来大きなリターンが得られると期待するからなんだろうと思います。だから、ある特定の〇〇にリソースが集まって、〇〇が〇〇を生む現象ができるってことなんじゃないかと。

 

ちなみに、具体的なコストってこういったものが挙げられます。

 

1.経済的コスト(お金)

2.時間的コスト

3.肉体的コスト(労力・手間)

4.精神的コスト(不安・気を遣う・楽しい)ストレス

 

他人がこういったコストをかけたいと思わせる何か(能力、信用、経験など)を持っていれば、〇〇が〇〇を生むというサイクルがまわりだす。

 

いわゆる“推し活”なんかはあらゆるコストが関係してきます。ファンが「この人が好き!この人のためなら全国どこにでも、応援に行くわ!」と思わせるくらいの“何か”があれば、経済的・時間的・肉体的・精神的コストをかけるに見合う、と判断されることになります。

 

逆にネガティブなサイクルに入る基準ってなんでしょう?

他人に借りがある状況? でも、不健康に対しては当てはまる感じがしないし。

 

この点については、継続して考えていきたいと思います。

 

いずれにしても、他人がコストをかけていいと思えるほどの何かをもっていれば、指数関数的にその価値を高めていけるポテンシャルがあるってことかな。

うーん、自分にはなにがあるだろう。。。

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